=== シナリオ情報 === ■シナリオトレーラー “闇闘技(やみとうぎ)ビル”。 それは東京の南にあるという、 血と欲望に塗れた悪魔の巣窟。 かつての同門の真実を確かめるため、 魔の塔に足を踏み入れんとする者たちがいた。 うなる拳、風切る刃、 鉛の弾が肉を穿てば、血の秘術が骨を断つ。 掟無用の残虐闘争を勝ち抜くことができるのか!? 人鬼血盟RPGブラッドパス 「魔塔血路譚」 ――血の軛(くびき)こそ、汝らの宿命(さだめ)。 ■シナリオハンドアウト このシナリオには、AとBの2種類が用意されており、どちらかを相談して選択します(人間か吸血鬼かの指定はありません)。必ずひとりはハンドアウトAを選択してください。 ●シナリオハンドアウトA 所属:八刃会(『SRN』P106) 八刃会の門人であるキミには、かつて同門の友人がいた。 彼の名は柳廉星(リュウリェンシン)。毎日の鍛錬を欠かさない真面目な男だったが、1年ほど前に道場から姿を消してしまった。そんな彼が再び東京で目撃されたという。しかも、悪名高き“闇闘技(やみとうぎ)ビル”の中で……。いったい彼に何があったというのだろうか。確かめるため、キミは現地へと向かった。 [シナリオテーマ:柳廉星の真実を確かめる] ●シナリオハンドアウトB 所属:八刃会(『SRN』P106) 最近、八刃会を含む武術界でとある話が話題になっている。それは東京のはずれにあるという“闇闘技(やみとうぎ)ビル”の存在だ。そこには人間や吸血鬼が集い、種族も階級も流派も越えた無差別級の戦いを繰り広げる場所。そんな“闇闘技ビル”に[ハンドアウトA]が向かうのだという。パートナーひとりを危険な場所へ放り出すわけにはいかない。 [シナリオテーマ:闇闘技ビルから生きて帰る] ▼備考  登場するNPCとシナリオの舞台について、簡単に紹介します。柳が失踪した時期は1年ほど前を想定していますが[ハンドアウトA]の設定に合わせ、時期やNPCとの関係にアレンジを加えてもかまいません。その場合、マスターシーンやNPCのセリフなどにもアレンジを加えましょう。 ・闇闘技ビル  東京の南方に存在する、建設途中で廃棄されたビル。最近何者かが買い取り、裏社会の腕自慢が集う無差別級の戦闘場になったという。もちろん公には行なわれていないが、裏社会ではちょっとした話題となっている。  なお、刀や銃器の持ち込みも可能だ(使用武器が生身ではないPCでもそのまま参加可能です) ・柳廉星(リュウ リェンシン)  八刃会の門人。年齢は20代半ば。優しく面倒見のよい好青年で、武術の腕を磨くため修練にも真面目に取り組んでいた。吸血鬼の存在を知ってはいるが、血盟は結んでいない。なお、得意とする武器は槍。 ▼推奨サンプルキャラクター  クイックスタートでキャラクターを作成する場合、次の[サンプルキャラクター]を推奨します。プレイヤーが3人の場合は「復讐の剣士」を除外し、プレイヤーが2人の場合はさらに「日向の半鬼」を除外してください。 「武の修練者」(『SRN』P12) 「屍の射手」(『SRN』P12) 「復讐の剣士」(『BLP』P128) 「日向の半鬼」(『BLP』P128) ●シナリオスペック ステージセット:東京UTM プレイヤー人数:2~4人 想定練度:1~2 想定プレイ時間:3~4時間